歯科大の倍率には、「志願」と「実質」の2種類があります。
前者は、大学の募集人数に対して受験志願者がどれだけいるかを示します。
後者は、受験者数のうち、何人合格したかを表した数字です。
志願倍率が低ければ合格する確率が高くなります。
ですが、合格点に満たなければ不合格になりますので、両方の数字を参考にしておきたいところです。
歯科大には大きく分けて国立と私立があります。
国立の歯学部のほうが倍率は高めになります。
その理由としては、国立のほうが募集人数が少なく、学費が安いということが考えられます。
数字は低めと言っても私立大の歯学部は数多く存在するので、大学によって差は出てきます。
たとえば文部科学省によれば、平成28年度の昭和大学の倍率は5.39倍でした(平均は2.74倍)。
有名な私立大学になればなるほど人気が集まり、倍率は高くなる傾向にあります。